道家洋建築設計事務所／LoTeks

新築の小児科医院、既存の産婦人科病院の付属施設を、"分離しながら一体化"するようにデザインされています。前面道路、背面の駐車場、既存病院からのアクセスを確保するために、建物を貫通する抜け道、"パサージュ"を取り込んでいます。

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南東角地という立地条件のよい環境ながら、比較的交通量の多い道路に面しているため、コンクリートの壁で庭を囲いました。囲われた南北に長い庭は日中の光を室内に呼び込み、意識的に配された窓や間接照明によって柔らかい陰影のグラデーションが生まれます。

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名古屋市西部に位置する津島市の住宅。田園とも郊外ともつかないボンヤリした風景の中に、少しだけ強い意志を持ったものを入れてみたいと感じて、シンプルな黒い真一文字の家を提案しました。室内はラワン合板のみ。そこに荒々しい打放しの壁が外から貫入します。

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黒いふたつの箱を重ね合わせ、そこに出来た空間を立体的に繋いでいます。あえて南面の採光を避けることで、中庭や空を切り取るハイサイドライトによって、日中、あるいは季節ごとの、光の変化が生まれます。

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家の中央に中庭のようなリビングのような大きな吹抜空間を作り、その周囲に各居室、設備、開口部を配置しました。LDKがパティオのような家族のたまり場で、そこからそれぞれの「巣」に帰って行く、そんなイメージの空間となっています。

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